鼻の入り口部分への刺激をできるだけ少なくし、患部に塗る軟膏や鼻水を止める薬を耳鼻咽喉科で処方してもらいましょう。
鼻の入り口が荒れ、かさぶたができ、かゆみや痛みを生じることがあります。
これは鼻をかみすぎたり、いじりすぎたりすると起こります。
アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎などが背景にあり、絶えず鼻水がでるため、鼻をかみすぎたりいじりすぎたりします。
この状態を鼻前庭湿疹といいます。
鼻前庭湿疹を治すポイントとしては2つあります。
1つは鼻をいじらないようにする、鼻をかむときにやさしくかむ、ティッシュを使わずに洗面台でお湯を流しながら鼻をかむといった対応です。
とにかく鼻の入り口の部分への刺激を少なくすることが大事です。
もう1つは薬による治療です。
ステロイドを含んだ軟膏を患部に塗ることで皮膚のかぶれや炎症を抑えることができます。
また、鼻水そのものを少なくする必要もあるため、抗アレルギー薬や抗菌薬などの内服も効果的です。
一旦かぶれが起こると非常に不快なものです。
少しでも症状が現れたら早めに上記の対応をするか、耳鼻咽喉科を受診して軟膏や内服を処方してもらいましょう。
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